COLUMN

No.13
現場道具2 2004/11/24

 これも私の現場道具のひとつ、水平器。

名を「ALUMI BOX LEVEL」という。そのまんま、アルミの箱型の水平器だ。正式名称は「気泡管水平器」らしい。ついでに、裏面には磁石付。鉄骨造の時にはこの磁石が便利。
 中央と左の部分に液体の入った管があり、その中に一つの気泡が入っている。気泡は当然上に行こうとするので、水平器を傾けると上になる方に気泡は傾く。水平器を水平に保つと気泡は管の中央でとまるので、それが水平だという原理。最近では私たちも、レーザーで水平、垂直がでる機械を使っているけど、レーザーは昼間は見にくい。というか、外部では見えない。 そのときはやっぱり古典的だけど、水平器に頼る。(もっと古典的なものでは「水盛り管」をつかう方法があるけど、最近はまず使わない。でも「水盛り管」は屋内のレーザーが通らない入り組んだ2点間でもレベルが計れるので意外と便利なときもあるけど、最近の設計者は「水盛り管」も知らないだろうなあ、と思う私も若い部類の設計者だと思うけど。)

 最近、欠陥住宅だとかのTVでは、検査員がレーザーを使って「○○mmの差がある」なんてやってたり、ビー玉を転がして「傾いている」、なんてやっているようだけど、それはものづくりを知らない人間のやることだと思う。

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