COLUMN
No.47
ありがたいことに、このところ、設計仕事が多忙で事務所にいることが多い。たまに現場に行くと、やっぱり楽しい。
事務所でひたすらパソコンに向かって一人で考えているのと、 実際の空間や材料を前に職人さんたちとどうやって納めるとか、 あーしよう、こーしよう、とやり合っているほうが、当然のことながら 現実感があって、「創り上げる」という充実感が大きい。今の時代、「設計・施工」 は良くないって言われることが多い。
「手抜きをする」とか「厳しくない」とか。
これって、 「設計」しかしたことがない人か、「施工」しかしたことがない人か「設計を1からやって、施工を10まで」やったことがない人が言ってることが多いのかな。「設計を1からやって、工事を10まで」やることは手抜きもできないし、厳しい現実が待ってる。だって、自分が設計したものがきちんとできなくて、「設計が悪い」 とも言えないし、「施工が悪い」とも言えない。特に住宅などの小規模な物件は、「設計者・私」、「監督・私」てなもんだから、「誰かが悪い」なんて責任逃れは口が裂けても言えない。
お施主さんに満足してもらえる建築を引き渡すまで、自分自身との真剣勝負。引き渡した後もメンテという意味では続くけど。 だけど、やっぱり 「設計・施工」 で建築をつくりたい、と思う。 「建築」 という行為において、設計だけでは半分、施工だけでも半分。「建築全部」を創りたい。
やっぱり、その体制を作るかな。
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