COLUMN

No.4
家族サービス 2004/09/14

 先週の日曜日、久しぶりに「家族サービス」をした。とは言っても、嫁さんと2歳になる娘の3人で車で10分ぐらいのところにあるちょっと大きな公園に行っただけの事ではあるが。

 思えば、設計事務所時代は年間110日の休日が一応決められていて、ほぼ週休二日と規定ではあったのだが、(当然、設計事務所なんてそんなに休めるはずはない)実質的な休日は80~90日ぐらいだったろうか。それでも他の設計事務所の人よりは休みも多かったんじゃないかとも思うし、休みといえば土・日の2連休ではあった。

 工務店時代、そもそも現場は土曜日は「平日」である。うちの工務店は世の中祝日だといっても「平日」であった。単純に言って日曜日と盆・暮れ、ゴールデンウィークに少々の休日なので年間としては65日ぐらいの休みだったろうか。それも工程に追われると休日でも現場は動かさないといけないので、年間休日としては50日そこそこだったと思う。

 そして今年、自分で設計事務所を立ち上げたとき、今度こそ休日はしっかりととるぞ、と思いつつ、今までの7ヶ月間でまともな休みといえば10数日。振り返ってみてもまともな「家族サービス」もしていなかった。芝生の上にビニールシートを広げて、握り飯をたべて…、と絵に描いたような公園での一幕だなあと思いつつも、子供はそれだけでもエライはしゃぎ様だった。

 一緒にトンボを追っかけたり、競走したり、逆に自分のほうが楽しいぐらいで。ああ、これは「家族サービス」のつもりだったけど、実は「自分サービス」でもあるんだと、ふと思った。いつも仕事ばかりなのに文句ひとつ言わない嫁さんと、楽しそうな笑顔をしてくれる子供に感謝しつつ、「家族サービス」兼「自分サービス」もいっぱいしようと思った日曜日だった。

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