Column 考えたこと・想ったこと・発見したこと・・・とりとめのないこと。
■#047 2006/09/01 設計と施工
ありがたいことに、このところ、設計仕事が多忙で事務所にいることが多い。
たまに現場に行くと、やっぱり楽しい。
事務所でひたすらパソコンに向かって一人で考えているのと、
実際の空間や材料を前に職人さんたちとどうやって納めるとか、 あーしよう、こーしよう、とやり合っているほうが、当然のことながら 現実感があって、「創り上げる」という充実感が大きい。
今の時代、「設計・施工」 は良くないって言われることが多い。
「手抜きをする」とか「厳しくない」とか。
これって、 「設計」しかしたことがない人か、「施工」しかしたことがない人か、 「設計を1からやって、施工を10まで」やったことがない人が言ってることが多いのかな。
「設計を1からやって、工事を10まで」 やることは 手抜きもできないし、厳しい現実が待ってる。
だって、自分が設計したものがきちんとできなくて、「設計が悪い」 とも言えないし、 「施工が悪い」 とも言えない。
特に住宅などの小規模な物件は、「設計者・私」、「監督・私」 てなもんだから、 「誰かが悪い」 なんて責任逃れは口が裂けても言えない。
お施主さんに満足してもらえる建築を引き渡すまで、自分自身との真剣勝負。
引き渡した後もメンテという意味では続くけど。
だけど、やっぱり 「設計・施工」 で建築をつくりたい、と思う。
「建築」 という行為において、設計だけでは半分、施工だけでも半分。
「建築全部」を創りたい。
やっぱり、その体制を作るかな。
