愛知県名古屋市中区 建築設計事務所 アーキストリンク

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Column  考えたこと・想ったこと・発見したこと・・・とりとめのないこと。

 

■#028  2005/03/30 現場道具6

     さしがね
これ、サシガネと言い、漢字では「差矩」、「差し金」とか書く。

まあ、見た目では「金属の物差し」なんで「差し金」のほうが判りやすいけど、私の中では「差矩」。
「矩」の字は「カネ」と読んで、「90度」の意味。
L字型に曲がった物差し。
古来から「さしがね術」という言葉があるくらい、さまざまな使い方のできる、奥の深い道具である。

現場では、直角にぶつかっている壁と壁を「その壁、カネ出てる?(きちんと90度?)」とか言って、コーナーにこの差矩をトンと当てて90度かどうかを確認したりもできる。

私の使っている指矩は目盛りがmmのものだけど、大工さんが使うのはmmと寸の目盛りが両方入ったものを使っている人が多いと思う。
年配の大工さんと話をすると、「分(ブ)、寸(スン)、尺(シャク)」で寸法を言うので、頭の中でmmに換算したりして、会話のレスポンスが悪くなることがある。